5つの制作方針

桃園川の新たな観光資源を掘り起こす ①

演劇と連動した「桃園川暗渠ツアー」等で桃園川に新たな光を当てます。

会場となる座・高円寺。

建築家・伊東豊雄氏による独創的なこの劇場が、実は桃園川支流の暗渠沿いに建っていることはほとんど知られていません。

座・高円寺​(杉並区提供)

劇の主人公、河童の桃吉・桃江のモデルとなった緑道上のオブジェです。この2体にはさまれた区間は、緑道としての機能がとりわけ不十分なエリア。有効活用のため、思い切った発想の転換が望まれます。

町の名のもとになった宿鳳山高円寺。本尊は桃園観音と呼ばれた。寺ゆかりの将軍徳川家光や耕岳(こうがく)和尚も、重要人物として物語に登場します。

宿鳳山高円寺山門

かつて桃園川に注ぐ湧き水があったという長仙寺の境内。

長仙寺境内
田中稲荷 

田中稲荷。桃園川沿いに広がる水田の中にあったことから、この名で呼ばれるようになったいわれています。

馬橋稲荷神社の脇にもかつて池があり、その水が桃園川に流れ込んでいた。支流の美しいコンクリート蓋暗渠には、本流の緑道にはない奥ゆかしい魅力があります。

馬橋稲荷わき暗渠
 

​ まちの活力をフル活用 ②

まちの名物まつりの仕掛け人たちも総出演!“地域住民参加型”の演劇です。

河童を演じる大道芸人のOkk氏。大道芸まつりで大人気の彼もまた、主人公のモデルの1人です。

高円寺びっくり大道芸

物語の重要キャラ、古本喫茶のマスター狸は講談師で、演芸まつりの常連演者でもあるという設定です。

高円寺演芸まつり(杉並区提供)

ゆるキャラ達が集う、まちのフェス。本物の妖怪が紛れ込んでいてもおかしくはない...。

高円寺フェス(杉並区提供)
東京高円寺阿波おどり(杉並区提供)

カーテンコールは

キャスト全員で阿波おどり!

 

桃園川の物語の創造 ③

郷土の歴史や伝説から、統廃合される小中学校のエピソードまで、物語が満載の“桃園川メモリアルシアター”です。

桃園川近くに建つ氷川神社の境内社は、気象の神様をまつる日本で唯一の気象神社です。

気象神社と下駄型絵馬 

桃園川近くに建つ長仙寺境内の観音像は、頬を押さえるお姿から歯神様と呼ばれ、人々の歯痛を引き受けてくださるという。物語には、こうした知られざる流域の郷土史を彷彿させるエピソードが満載です。

歯神様 

地下水を汲み上げて作られた、杉並第四小学校校庭内のビオトープ。かつての桃園川の水源の名残は、物語のクライマックスの舞台に。

杉並第四小学校ビオトープ 
 

世界に発信する日本のスピリッツ ④

自然との共生を願い続けてきた“日本のスピリッツ”を、まちから世界に向けて発信!

『江戸名所図会』より「桃園春興」。

この時代、まだ川は人々とともに生きていました。

江戸名所図会巻之四 桃園春興
(東京都立中央図書館)

1920年の桃園川。

古老の伝えではその流れは清く澄み、綺麗な水にしか生息しないイトヨという魚もいたといいます。

1920年の桃園川(高円寺南4丁目付近)(杉並区提供)

1950年の桃園川。

関東大震災の後、宅地化の影響でドブ川と化し、住民を水害で悩ませ続けました。

1964年東京オリンピックを契機についに暗渠化を迎えることになります。

1950年の桃園川(杉並区提供)

今は、地上の緑道と地下の下水幹線にその名を留める桃園川。

本公演はいわば、2020年オリンピックを契機としての桃園川レクイエムです。

カエルオブジェと緑道標識
 

!高円寺に2020年東京五輪のレガシー(遺産)を ⑤

2020年東京五輪開催までに、桃園川のせせらぎを高円寺に取り戻そう!

馬橋稲荷神社の境内には、すでに数年前から、小さいながら水路が設けられており、かつての桃園川を偲ばせます。初夏にはホタルの姿も確認できるとか。水とみどりをまちなかに調和させています。

「桃園川リボーン」、これが本公演の最終目標です!

馬橋稲荷入口 
馬橋稲荷境内水路 
 馬橋稲荷境内の滝 
 

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